平成28年度 第三回認知症研修@厚別

2016.12.29

健康倶楽部 全体

研修・セミナー

先日小樽でも実施を致しました第三回認知症研修が、
12月23日に札幌・厚別でも行われました。

降雪の中、7名が参加し、二時間半の講義となりました。
今回の講義では「生活支援とアセスメント」を表題とし、
ニーズや生活目標を明らかにしていくためのアセスメントの意味と方法、
また、それにより明らかになった生活目標に近づけていくためにはどのような生活支援の視点が必要か、
この二つについてグループワークを交え理解を深めました。

IMG_0351 IMG_0352 IMG_0353

参加した職員からは、
・介護者主観の認知症の方の姿と、本人の求める姿にギャップのあること、
また、そのことが認知症ケアを困難にしている原因となりうると気付いた
・普段の関わりの中でお客様を理解しようとしているつもりでも、
こうして改めてケアについて深く学び、考えると、いかに理解が浅いか気付いた
・チームで取り組み、互いの気付きを共有することで、更なる気付きがあった
・様々な視点で行動心理症状の原因を考えることが重要とわかった
などの意見が挙がりました。

全三回に渡る講義も、今回で終了となりました。
学んだこと、考えたこと、気付いたことを、
これからの日々のケアに落とし込んでいくことが今後の課題となります。
今回の取り組みを活かし、ケアの質を高め、
お客様に一層満足してご利用頂ける施設作りを目指していきたいと思います。

(2016年12月29日 株式会社健康倶楽部 管理部 佐々木)