2019年度 春の交通安全講習会

2019.05.17

健康倶楽部 全体

研修・セミナー

健康倶楽部では年に二度、道路状況が変わる春と秋に交通安全講習会を開催しております。
今回は、小樽警察署・平馬警部補にお越し頂き、高齢者の交通事故と夜間時に運転をする際の注意点、
事故を起こしてしまった際の手順等をお話し頂きました。

高齢者事故の顕著な事例として、道路を横断する際の接触が上げられております。
高齢になるにつれ車の速度感覚や距離が掴めず、
「車はまだあんなに遠くにいるから渡ることが出来る」と誤認し横断をしてしまったり、
例え横断歩道の付近であっても、斜め横断をしてしまい渡り切るまでに時間を要したりと、
一つ一つは小さな要因ではあっても、それが事故に繋がる危険性があると思い知らされるケースが多く挙げられておりました。
また、夜間時は、左のヘッドライトが12m先まで照らすのに対し、右が9mに留まること、
注視点の降下、自車線への集中で、右側からの横断に気付くのが遅れてしまい、接触事故に繋がってしまうこともあるようです。
今月発生した大津の痛ましい事故や、交通事故遺族の手記についてもお話しを頂き、
一つの事故が被害者・加害者だけでなくそれに関わる何十人、何百人の暮らしと心に影響することを痛感致します。

お客様、職員の安全を守り、また事故の当事者となってしまうことのないよう、
運転をする際にはもしものことを常に考え、細心の注意を払い、安全運転を心掛けて参ります。

(2019年5月17日 株式会社健康倶楽部 管理部 佐々木)